- Since 1955 -
OKIMAWA PORK FARM
PORK / AGU / HAM / SAUSAGE / CHINESE DUMPLING
Relationship between Okinawa and Pigs
-沖縄と豚の関り-
沖縄の伝統料理に豚肉は欠くことができない食べ物になります。
日々の食卓に欠かせない豚肉はビタミンB1を豊富に含んでおり、アミノ酸スコアも
ほぼ完ぺき、脳の健康を保つアラキドン酸等、栄養価が高い食べ物になります。
「鳴き声以外はすべて食べられる」という有名な言葉がありますが、沖縄では豚肉に強い愛着を示しており、豚肉と沖縄には密接な関りがあります。
沖縄の養豚を語る上で諸説ありますが、沖縄に豚が渡来したのは1370年~1400年代、時の琉球王朝が冊封使をもてなす為に、飼養をはじめた可能性が高いと言われています。
その後、政策で養豚を推奨し、徐々に農家が増えていく中、1605年、野国総官によって中国から唐イモが導入され、庶民の主食としてイモが普及していきました。その中で芋の副産物として皮や葉が豚の飼料として使われ、豚を養う人が増え、集落単位で積極的に豚を飼う人も増えっていったと言われています。
1899年には日本一の養豚立県になったものの、戦争により壊滅的な被害を受け
戦前14万頭近くいた豚が、3000頭を割る水準までになります。
その後、ハワイのうちなーんちゅ達が島内中を駆け回り募金を呼びかけ、
約5万ドルを集め、1948年9月27日533頭の西洋豚を1ヶ月半の航路を経て
沖縄に寄贈されました。
沖縄と豚はとても深い深い関りと歴史があります。
そんな豚だからこそ、沖縄の伝統料理に豚肉は重宝され、多種多様な食文化が確立されています。沖縄の伝統料理で豚肉を使う料理はたくさんあり、ラフテーやソーキ汁、中身汁といった代表的な料理を含めて30種類以上あります。
沖縄の豚肉料理では温暖な気候に合わせて「茹でる」を基本に、様々な料理が考案されました。茹でることにより、湯がいたお湯は「だし汁」に、茹でることにより余分な脂を落とすことができ、一旦熱を通すことにより日持ちする。
まさに一石三鳥になるわけです。
私たち株式会社那覇ミートは、豚肉を扱う会社としてこれからの養豚業、沖縄の食文化を創造し、美味しい沖縄県産豚肉を沖縄から全国・世界の食卓へお届けしていきます。